幾何学的なCrassula

土曜日、日曜日が仕事忙しすぎて帰ってぶったおれたので久しぶりの更新になります。

次のネタはクラッスラにしようと決めていたけれど、

直前までどの子(種類)にするかずっと悩んでました。

悩んだ末にこの子たちになりました!

それではご紹介、我が家の幾何学的な子たちです。

クラッスラ ダルマ緑塔(Crassula pyramidalis var. compactus

すばらしい、すばらしい密度の葉の折り重なり具合、どっちが上でどっちが下の葉なのかわからないぐらい密に折り重なっています。
まさに植物の神秘だとこいつを見て思いました。存在を知ってから、約3ヶ月ぐらい探してやっとの思いで見つけた一つ、まぁでもつい最近8個ぐらい苗を手に入れられたのでそのうち緑塔だけの鉢とか作りたい所存。

横から見てもすっごい形してる、でも3寸ポットでも大きく見えるこのサイズ、あまりに小さいですが子株がこれだけでてるので今後が楽しみです。


クラッスラ 紀ノ川 (Crsassula ‘Moon Glow‘

密な葉が折り重なるようにして生えています。本当はもうちょっと綺麗な葉の互生なんですが、置き場所をかえたりしたせいでかなりぐにゃっとなってます。

学名で分かる通り、交配種です。稚児姿✕神刀となります。

稚児姿は全体の雰囲気、神刀はその葉の生え方に影響をうけてる良い交配だと思います。

上からみるとどういう生え方をしてるのかわかりやすいかもしれません、しっかりと葉が相互に出てます。けしてめちゃくちゃな生え方ではなく、普通の植物の茎がとても短く、葉がやたらに分厚いってイメージが正しいかもしれません。


クラッスラ 神麗(Crassula‘Shinrei'

こいつを見るたびに、なんかこんな敵キャラいなかったっけ?って気持ちになる。
ゴールデンウィーク明けぐらいに東京で手に入れた割と売っていない子。

親は「神刀」と「麗人」です。神刀は有名どころなのでいろんなのと交配されて、とてもよい交配種が生み出されてます。

表面がザラザラしているけど固くはなく、また、葉の密度もふわっとしたかんじで
ほどよく変なのがポイント高い、結構栽培難種らしいが・・・今のところ枯れてはいない

カメラ構えてた時はおし!いい感じの写真が撮れたぞとおもっても拡大すると、ピントどこにあわせてんだよおらぁ!ってかんじでツライ・・・。下部が徒長してるようにみえますが、買った時からこんなかんじでした。じわじわ大きくなってくれることを祈ります。


クラッスラ 茜の塔(Crassula capitella

現在開花中、でももう一ヶ月以上咲いてるけどクラッスラは開花期間が長いのでまぁこんなものかなと、この子は仔吹きが尋常ではない、一度株を手に入れたら増やすことなんて考える必要はございません、爆速で増え、花を咲かせ、花芽からも仔吹きします。
育てるのはとても簡単なので室内LED化でも写真の程度には増やす事ができます。

屋外だともう少し密に葉が映えてピラミッドチックになるみたいですが、現在は開花の時期と新芽が伸びてるのでわりとバラケタかんじです。

あまり花に興味はないのですが、花というよりは、クラッスラの花のつき方が面白いので御覧ください、なんかやたらと徒長した枝がでてきたぞー?とおもったらこういうふうに葉の根本から花がでてきて咲きます。ある種蘭っぽい咲き方かな?とか思ったりもしてます。

また左上にぐらいにみえてますが、花の茎(変な言い方ですが)からも容赦なく仔吹きします。すごい・・・子孫残しながら、子孫増やしてる・・・。ぱねーわクラッスラ。


クラッスラ 巴(Crassula hemisphaerica

ネーミングセンス良すぎだろ「ともえ」って!

このクラッスラはとても平たい葉をもったまま密に葉を出す子です。
ご覧のとおり花を咲かせたあとなのですが、先ほど紹介した茜の塔と同じく、花茎から子ふいてます。そのうち外して単独植えしようかな?
この株は私が仕立てたわけではなく、もともとこのような多頭苗でした、根本が腐ってだめになるかなー?とおもったらそういうわけでもなく、結構頑丈な印象です。

会心の写真が撮れた(確信)

茜の塔の葉を平たく、広げた感じかな?でも巴は葉が相互に重なってる不思議な葉の付け方をしてます、葉の付け根ぐらいを見ていただければわかるかと思います。より密に密にという思いがこういった進化を遂げたのでしょうか?何にせよスバラシイ形!まさに造形美ですね。マクロでとってからようやっと気づいたのですが、葉の縁にノギ?のようなものがついていてザラザラしてます。あぁとてもかっこいい!!


クラッスラ属は多肉植物の中でも結構な多様性があり、今回はわりと似たような葉の生え方をしたものを選びましたが、実際にはハスみたいなやつとか、え?雑草じゃね?そこらへんにはえてるだろ?みたいなのや、あ、これ毒があるわ!みたいなのまで色々あります。

まぁそこがひとつの魅力でもあるわけですが、同時に、それはその地域にあった進化を遂げているわけで、全てを一つの場所で管理というわけにはなかなか行きません。
一種が夏の炎天下で耐えていても、他の種は黒焦げになり跡形もなく消えたりします。

冬型や夏型、ネットでは色々と紹介されていますが、その辺は私は割愛させてもらいます。

なぜなら冬型と言われていても炎天下耐えてる奴もいれば、夏型でも炎天下死ぬやつがいるからです。置き場所や水の加減、風のとおり具合でどうにでもなってしまう種やそうじゃない種がわりと曖昧なのです。

ありがたいことに、一株が1000円もしません、ビカクなんて一株1万円なんてわりとあることなので、栽培に失敗してもまたチャレンジすることができると思います。
旦那さんは内緒で買っても奥さんにも怒られないかもしれない。
奥さんは女子レベル(奥さんレベル)がアップするかもしれない。

クラッスラを!とは言いませんが、多肉植物はその点(安い)とてもトライしやすいので熱帯植物好きの方もいかがですか?

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